車の鍵は交換できるの?

鍵交換

車の鍵交換とは、合鍵を作る・作り直すことではなく、シリンダーごと交換してしまう事を言います。車の鍵を交換できるのはドアとトランクの鍵、あとエンジンを始動させるためのイグニッションシリンダーの鍵となります。一式交換、一か所交換も出来ますので、交換したい時はディーラーに問い合わせる・車屋さん・整備工場・鍵屋さんなどに相談しましょう。

車の鍵を交換するときとは?

車の鍵を交換する場面に出くわすことは普段ではありませんが、このようなトラブルに遭遇した時はどうでしょうか。

  • 長く乗っている車の鍵が磨り減って使いづらくなった。
  • 車の鍵をなくした、車の鍵を盗まれた。
  • 車の鍵を全部なくした、コピー出来る物がもうない。

上記のような、メンテナンスの為、セキュリティの為に交換を考える方が多いです。

車の鍵を交換するメリットとしては、古くなった鍵が新品になりますので使いやすくなり、なくしてしまった鍵も使えなくなりますから安全にもなります。デメリットとしてはやはり費用面。出来る事なら全部交換してしまいたいですが、鍵の種類によっては高額になります。

シリンダー交換の費用は?

国産車、外国産の車、高級車・大衆車、鍵の種類によっても費用はかなり変わってくるようです。特にリモコンシステム・キーエントリー・イモビライザーキーなどの特殊な機能がないのであれば、シリンダーの交換は1か所で1万~2万円で出来ます。高級車などにも採用されている波状に彫られたウェーブキータイプや、キーエントリー機能付きの鍵の場合だと3万円~6万円ぐらいかかる場合もあります。車の一式交換だと5万~10万円、高級車の場合は10万円以上も軽く超えるでしょう。

新品に交換しようとするとやはりこのように費用がかかってしまいます。

費用をなんとか抑えたい!

シリンダー交換、なかなかその費用を工面できない場合は別の方法で費用を抑えられる場合があります。

他のドアシリンダーと交換

車の鍵が渋くなった場合、その箇所が1か所なら他のドアのシリンダーと交換することで費用を抑えられます。普段使わない後部座席のドアの鍵・助手席のシリンダーと交換される場合が多いです。鍵を盗難された場合は意味がありませんが。

イグニッションキーだけ交換

鍵を盗まれた場合、イグニッションの鍵だけ交換することでエンジンをかけることは出来なくなります。ドアの鍵と2本持ち、ドアの鍵は開けられてしまうかもしれませんが、最悪車の盗難は避けられます。

鍵穴を組み替えてもらう

シリンダーの中身を組み替えて、別の鍵を作る方法です。新品に交換するわけではないので、多少費用を抑えられ、全てのシリンダーを組み替えればドアの鍵を開けられることもありません。

イモビライザーキーの盗難・紛失時

イモビライザーキーの場合は、なくした鍵だけ解除することができますので、盗んだ鍵でエンジンをスタートさせることは出来ません。ですがドアは開いてしまうので、ドアシリンダーを交換するか組み替える対策は必要です。

イモビライザーキーを全部なくしてしまった場合やサブキーしかない場合は、搭載されているコンピューターごとメーカーで交換してもらい新しい鍵を登録しなければなりません。ですが費用はかなり高額になります。
鍵屋さんによっては既存のコンピューターを書き換え・上書きして新しい鍵を作ることができるようですので費用を抑えることが出来ます。対応できる鍵屋さんは限られていますので、電話で問い合わせてみてください。

おわりに

車の鍵は一式交換すれば費用も高くなります。1か所交換、鍵の2つ持ちなどで費用を抑えられる場合もありますので、まずは落ち着いて、何を優先するかを考えてから対策していきましょう。